多摩モノレール 上北台〜箱根ケ崎が工事施行認可を取得! 武蔵村山に初の駅が誕生
多摩都市モノレール(多摩センター〜上北台)が、2026年5月22日に国土交通大臣から 軌道第一次分割工事施行認可 を取得しました。

これは2025年5月に軌道事業特許を取得し、同年11月に都市計画事業認可を得た流れを受けた、まさに「工事を始めるための許可」です。
今回の認可対象は支柱、軌道桁、駅舎などの構造部分(インフラ部)で、東京都が施行を担います。
認可を受けた区間は、現在の終点・上北台駅(東大和市)から西多摩郡瑞穂町の箱根ケ崎駅付近までの複線約7.0kmです。
武蔵村山市に初めての「駅」が誕生
この延伸でとりわけ注目されているのが、東京23区・市の中で唯一、鉄道駅がない武蔵村山市への4駅新設。
7つの新駅は以下の付近に設けられます。
- 東大和警察署付近(東大和市)
- 村山病院北交差点付近(武蔵村山市)
- 本町1丁目交差点付近(武蔵村山市)
- 三ツ木交差点付近(武蔵村山市)
- 武蔵村山高校付近(武蔵村山市)
- 瑞穂石畑交差点付近(瑞穂町)
- 箱根ケ崎駅(瑞穂町・JR八高線乗換)
東大和市に1駅、武蔵村山市に4駅(武蔵村山高校付近を含む)、瑞穂町に2駅という構成です。
武蔵村山市民が長年待ち望んでいた「鉄道アクセス」がついに実現します。
事業費・スケジュールの概要
建設費は東京都施行のインフラ部が904億円、多摩都市モノレールが担うインフラ外品(車両・電車線・券売機など)を合わせた総額は 約1,290億円 を見込んでいます。
事業期間は2025年度から2034年度末の完了を目標とし、2030年代半ばの開業を見据えています。
上北台駅から箱根ケ崎まで結ばれれば、JR八高線との乗換えも可能になります。
多摩エリア北部の移動が大きく変わりそうです。
町田方面延伸の進捗は?
南側の多摩センター〜町田方面の延伸も、じわじわと前進しています。
2026年3月6日、東京都が都市計画決定を告示しました。
総延長は約16kmで、多摩センター駅を起点に、町田市立陸上競技場・日大三高・桜美林学園・町田市民病院などを経由して町田駅付近に至るルートです。
ただし、こちらはまだ軌道事業特許の取得には至っておらず、正式な事業化まではもう少し時間がかかりそうです。
町田市は都市計画道路3・3・36号線の用地取得を進めており、具体的な工事着手に向けた準備が続いています。
東大和市・武蔵村山市・瑞穂町の日常が変わる
上北台〜箱根ケ崎の延伸が開業すれば、沿線市の鉄道アクセスは大きく改善されます。
延伸後は箱根ケ崎でJR八高線に乗り換えて、拝島・川越方面へのアクセスも便利になります。
武蔵村山市の住民にとっては、バス一本に頼らなくてよい日が、10年以内に現実になろうとしています。
工事の進捗に合わせて、多摩FMでも続報をお届けする予定です。
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