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高幡不動尊あじさいまつり2026 250種7800株が今年も日野に咲く

著者:多摩FM編集部
高幡不動尊あじさいまつり2026 250種7800株が今年も日野に咲く

梅雨の日野市に咲く7800株のあじさい

6月、日野市高幡の高幡不動尊金剛寺の境内が、1年でいちばん華やかな季節を迎えます。毎年恒例の「高幡不動尊あじさいまつり」が6月1日から6月30日まで開催され、250種7800株ものあじさいが斜面を埋め尽くします。

入場は無料です。境内に広がる山内88ヶ所巡りの参拝ルートを歩きながら、さまざまな品種のあじさいを間近に楽しめます。雨が多い梅雨の季節に合わせるように、しっとりと咲くあじさいの美しさは格別です。

高幡不動駅(京王線・多摩モノレール)から徒歩5分という好アクセスも、地元の人がふらっと立ち寄れる魅力のひとつです。混雑が少ない平日の早朝や、雨上がりの午前中など、訪れるタイミングで見え方がまるで違います。

250種7800株──驚異的な多様性

「あじさい」と聞くと、薄い青や紫の丸い花房をイメージする方も多いかもしれません。しかし高幡不動尊のあじさいは、250種類という多様性が最大の見どころです。

  • ガクアジサイ: 中心に小さな花が密集し、周囲を大きな花弁が囲む日本の原生種。素朴で清楚な印象が特徴です。
  • ホンアジサイ(セイヨウアジサイ): 球状の花房が特徴で、青・紫・ピンク・白など豊富な色展開があります。最もよく見かける品種です。
  • ヤマアジサイ: 山地に自生する小型の品種。繊細な色合いが写真映えします。
  • コアジサイ: 非常に小さな花が集まる希少品種。ほのかな香りがあるのも特徴です。
  • アナベル: 真っ白の大きな球形の花房が特徴のアメリカ産品種。近年人気が高いです。

これほど多様な品種が一度に見られる場所は、多摩エリアでも高幡不動尊が随一といっていいでしょう。品種ごとに開花の時期や見ごろが微妙に異なるため、6月初旬・中旬・下旬と複数回訪れても、毎回違う表情を楽しめます。

高幡不動尊の歴史と境内の見どころ

高幡不動尊金剛寺は、真言宗智山派の寺院で、関東三大不動のひとつに数えられる格式ある古刹です。平安時代に創建されたとされ、長い歴史の中で多くの人々の信仰を集めてきました。

境内には国宝・重要文化財に指定された仏像類が多数収蔵されており、宗教的な価値も非常に高いです。不動堂(大日堂)は江戸時代後期に再建されたもので、重要文化財に指定されています。五重塔もそびえ立ち、特に紫陽花の季節は花と古建築のコントラストが美しいです。

あじさいが植えられているのは、主に境内の斜面に広がる「山内」と呼ばれるエリアです。山内88ヶ所巡りのルートを歩きながら、至るところに咲くあじさいを楽しめます。参拝と花見が同時にできる、高幡不動尊ならではの体験です。

境内には枝垂れ桜や菖蒲なども植えられており、季節ごとに異なる花が楽しめる通年の花の名所でもあります。4月の桜、5月の菖蒲、6月のあじさいと、毎月違う顔を見せる境内を、日野市の人々は長年親しんできました。

6月7日の高幡参道あじさい祭

あじさいまつりの期間中、6月7日(日)には「高幡参道あじさい祭」も開催されます。

高幡不動尊の表参道に連なる商店街が一体となって盛り上がるイベントで、地元の名店が出す屋台や、地域団体によるパフォーマンスなどが予定されています。

境内のあじさいだけでなく、参道沿いの商店街もあじさい一色に装飾され、祭の雰囲気が高まります。普段は立ち寄らない地元の名店を覗くチャンスでもあります。

参道には和菓子・惣菜・地元産の野菜や加工品を扱う店が並んでいます。高幡まんじゅうをはじめとする銘菓もあり、あじさいを楽しみながら食べ歩きも満喫できます。6月7日は境内とあわせてたっぷり半日、日野市の初夏を満喫するには申し分ない一日です。

写真撮影のベストスポットと訪問のコツ

高幡不動尊のあじさいは、カメラを持った写真ファンが多く集まることでも知られます。インスタグラムをはじめとするSNSにも毎年多数の写真が投稿され、多摩エリアの花スポットとして確固たる地位を築いています。

撮影おすすめポイント

  • 五重塔とあじさいのコラボ: 境内に立つ五重塔を背景に、斜面のあじさいを絡めた構図が映えます。
  • 山内の石段沿い: 石段の両脇に咲くあじさいが連なる道は、奥行きのある写真が撮れます。
  • 雨上がりの朝: 水滴をまとったあじさいの花びらが瑞々しく輝き、最も美しい表情を見せます。

訪問のタイミング

混雑を避けるなら平日の午前中が狙い目です。6月の週末は多くの来場者で賑わいますが、平日は地元の人がのんびり散策する程度の混雑で済みます。見ごろは例年6月中旬から下旬にかけてがピークです。

傘を持参するのがおすすめです。梅雨の雨の中でも、かえって幻想的なあじさいを楽しめます。斜面の参道を歩くため、滑りにくい歩きやすい靴で来ることも大切です。

アクセスと周辺のおすすめ

高幡不動尊金剛寺へのアクセスは、京王線・高幡不動駅から徒歩5分です。多摩都市モノレールの多摩動物公園駅からも徒歩でアクセスできます。

周辺には高幡不動尊の参道沿いにさまざまな飲食店や土産物店が並んでいます。地元で長年愛されてきた和菓子屋、地域の農産物を扱う直売所なども点在します。あじさいを楽しんだ後は、参道でひと休みして帰路につくのがおすすめです。

また、高幡不動から京王線で数駅の聖蹟桜ヶ丘や府中方面にも、それぞれ季節の見どころがあります。日野・多摩エリアの初夏めぐりコースとして組み合わせるのもいいでしょう。

あじさいまつりは6月30日まで。梅雨のこの季節に、ぜひ高幡不動尊を訪れてみてください。

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